答えは出ていると思う
ではでは、その理由を簡潔に述べてみたい
公平ではない理由
会社は1つの”ムラ”社会だ
会社と言うのは、それぞれのルール・雰囲気を持ちながら活動している
業務内容・規模の大きさは会社によってそれぞれ違う、同じ会社でさえも部署によって大きく違う事が多々ある
私自身もそうだったのだが、大人で構成されている会社組織においては
各個人の評価は平等であると考えてる人間が意外に多い
そう考えているのは基本的に真面目である人間だ
ムラ社会の首長である上司が人間を評価する
人格的にも褒められない上司が存在し評価を下す事が少なくない
しかも、会社というムラ社会の更に小さなコミュニティである”課”の中で評価されしまう
部署が違えば分からないものだ、大まかに違う部署がどんな仕事をしているか、知ってはいるだろうが、細かい内容、またその社員が行う業務の出来は同じ部署にいないと絶対に分からない
なので直属の上司がやはりあなたを査定する事になる、そこには現実とは大きくかけはなれた評価がなされる事も少なくないのだ
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会社の人事考課制度とはどんなものか
そして、そもそも会社組織は何をもって人事評価するのか
人事考課制度の中でそれが曖昧である事が多い、会社の規模が小さければ小さい程だ
規模の大きい会社は評価項目が明確に入っておりその合計加点でその人の評価になる事が多い
その項目は例えば
・顧客と綿密なコミュニケーションを取り、信頼を得ていたか
・業務上有用な情報を社内外から収集し、社内に共有・浸透を図っていたか
・どんな状況下においても、迅速・適切な判断・決断を下し、行動に移していたか…等々
こう言った項目が約20問くらい並び、各項目にA~Eまでの自己評価をつけ上司と面談する
そして上司からの評価をもらい個人の評価が決定するわけだ
大きい会社になればなる程、この設定されている評価項目も多く、評価が偏らない様に配慮されている
また営業職であれば売上金額と言う目に見える数字があるのでとても判りやすい、評価の8割がその売上金額で占められるだろう
曖昧な判断で終わる事なく数字で判断出来る、営業のツライ所でもあるが”分かりやすい”と言う意味ではありがたいだろう
しかしこの営業職の明確な売上数字においても公平であるとは言い難い
以前私の人生を描いた、私の履歴書を読んでもらえば一目瞭然だろう
営業でさえも担当している得意先で割りを食う事がある
更に規模の小さな会社になるとそう言った評価制度が確立しておらず、上司である課長クラスの人間が全て判定する事が多い
これは大変に危険だ、上司にだけ取り入るのがうまいだけなヤツもいる、また中々自分の抱えている悩みを自分でため込んで表に出せないヤツが損したりする事もあるだろう
業務は出来るけれども人を観る能力のない上司の場合はあきらめるしか無いのではないか
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まとめ ~最後に伝えたい事~
そもそも何をもってして、何を基準にして、公平なのか
元々”公平”と言う言葉自体が曖昧で実態のない言葉なのだ
若い会社員達に伝えたいのは
会社の評価があなた自身の評価全てではない
評価が良いに越した事は無いが、悪いからって落ち込まないでいい
真面目なあなたは評価の悪い項目に関して大いに反省するだろう
しかし必要なのは反省ではなく改善である
個人的な感想を正直に言うと、あんまり気にしなくていい
良い評価をいただいた項目は正直に喜んで誇っていいと思う
悪い評価をいただいた項目は改善しよう、それだけです、落ちこむ必要なんてない!
そして周囲に分かるほど、反省してる感じを出すヤツって結局改善しない事が多い様に思う
反省している姿を周りに見せる事によって自分の足りなさを誤魔化しているだけだ
足りない事はこれから積み上げていけばいい!!そして、会社から受ける評価が全てが正しい訳ではない
会社には残念ながら卑怯なヤツが一定数いるのは確かだ
そんなヤツにありもしないイメージを植え付けられる事なんて多々ある
大体は卑怯なヤツが自分の居場所を確保する為に貼られたレッテルだ
上に見る目が無い時はどうしようもない
このコラム読んでいる方は会社では謙虚な真面目な方が多いと思う
もう十分に反省はしたんだろう、もう十分だ
100%公平な評価なんてどこにもありもしないのだから
胸を張って毎日の業務に励んで欲しい!!
健闘を祈る!! Sponsered Link
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